突然ブレーカーが落ちて
電気が使えなくなった経験はありませんか?特に「漏電ブレーカー」が落ちた場合は
少し注意が必要です。漏電は放置すると
感電や火災につながる可能性もあります。
漏電は目に見えない場所で起きることが多く、
原因の特定が難しいトラブルのひとつです。
この記事では
漏電ブレーカーが落ちる原因と
自分で確認できるポイントを
電気工事士の視点で解説します。
漏電ブレーカーが落ちる主な原因
家電の故障
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電気ポット
- 古い家電
- 給湯器👈経験上一番多い
配線の劣化
古い住宅では
配線が劣化して漏電することがある。
屋外の外灯の配線などは地中に埋設されていることもあります。
雨・水による漏電
- 屋外コンセント
- エアコン室外機
- 雨の日
自分でできる確認方法
まずは次の手順で確認します。
① 家電のコンセントを抜く
② ブレーカーを上げる
③ 一つずつ家電を戻す
危険なケース
・焦げ臭い
・感電
・何度も落ちる
業者に相談する目安
次のような場合は
無理に自分で対処せず
専門業者に相談することをおすすめします。
・焦げ臭い
・ブレーカー付近から異音がする
・漏電箇所の特定ができない‥など
電気工事士の実体験:原因が分かりにくかった漏電トラブル
電気工事の現場では、
漏電の原因がすぐに分かるケースばかりではありません。実際の調査では、
思いもよらない場所が原因だったこともあります。例えば、重量鉄骨の建物で、
外壁内部の結露によってコンセント内部に水が溜まり、
そこから漏電していたケースがありました。また、鉄筋コンクリートの建物では、
スラブ内配管の金属バリにケーブルが触れ、
長い年月の中で絶縁被覆が傷つき、
内部の導線が接触して漏電していたこともありました。他にも、5階建てマンションの共用部分で
雨が降った後に漏電ブレーカーが落ちるトラブルがあり、
調査したところ、
共用廊下のコンセントボックス内部に雨水が溜まっていた
というケースもありました。さらに珍しい例では、
マンション1階のテナント入口付近に、
以前は受水槽として使われていた地下スペースがあり、
そこに地下水が流れ込み、
内部の防水コンセントが湿気によって漏電していた
ということもありました。
よくある漏電の原因
ただ、現場で一番多いと感じる漏電原因は
給湯器です。給湯器は屋外に設置されていることが多く、
内部ではお湯が流れ、
さらにバーナーの熱によって部品が劣化しやすい設備です。ポンプの水漏れや部品の劣化によって
電気部分に水がかかり、
漏電するケースは比較的よくあります。
よくある質問
Q. 漏電は自分で直せますか?
A. 基本的にはできません。
漏電の原因を特定するには専用の測定器が必要なため、
専門業者による点検が必要です。
Q. 一時的にブレーカーを上げても大丈夫ですか?
A. 原因が分からないままブレーカーを上げるのは危険です。
再度漏電が発生する可能性があるため、
必ず原因を確認することが重要です。
まとめ
・漏電ブレーカーが落ちる原因
・安全第一
・判断できない場合は相談
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※不安な場合は無理をせず、専門業者に相談することをおすすめします。

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